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教えて、真銅先生!「コロナフレイルの予防と対策」

2021.02.10

皆さん、こんにちは!

 

ところで「コロナフレイル」という言葉を聞いたことはありますか?

 

「フレイル」とは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で「Frailty(虚弱)」が語源となります。これは、健康な状態と要介護状態の中間に位置するという考えで、身体機能や認知機能の低下が見られる事を示します。

 

新型コロナウィルスは、特に高齢者が感染すると重症化するという見方から自粛が始まって以来、外出の機会が減り「閉じこもりがち」になる高齢者が増えています。また、高齢者のみならず中高年や若年者の「うつ」の問題も顕在化されています。

 

その為、感染予防も重要ですが活動の低下も見逃すことはできません。場合によっては、「フレイル」から要介護、寝たきりとなる可能性も否定できないからです。一説には2週間の寝たきりで、加齢に伴う7年間分の筋肉量を失うとも言われています。

 

つまり、「コロナフレイル」とは、新型コロナウィルスの自粛などによる、高齢者の心身機能の低下と定義できます。

 

(出典:東京大学 高齢社会研究機構 飯島)

 

 

「フレイル」には、体重減少・疲労感・筋力低下などの「フィジカル・フレイル」。精神・心理的な側面の「メンタル・フレイル」。他者・社会とのつながりの欠如などの「ソーシャル・フレイル」に分類できます( 2020 滑川 ) 。

 

また、フレイルの基準には以下のものがあります。「5項目の内3項目以上該当」すると「フレイル」「1または2項目」はフレイルの前段階である「プレフレイル」と判断します。

 

①重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少

②疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3~4日以上感じる

➂歩行速度の低下

④握力の低下

⑤身体活動量の低下

 

いかがでしょうか。

皆さんが関わっているご利用者様やご家族に該当する方はいらっしゃいませんか?

 

多くの研究機関では「フレイル」の予防として「栄養」「運動」「社会参加」を推奨しています。そこで、私はこれらのことをお勧めします。

 

「栄養」…配食サービスや皆さんの作ったおかずを届けるなども良いでしょう。

「運動」…日光に当たるだけでも晴れやかな気持ちになります。また、入浴なども運動効果があります。

「社会参加」…地元の両親に電話を掛けるだけでも高齢者は繋がりを感じます。

 

できる事から少しずつ「コロナフレイル」の予防を行ってみませんか。

 

日本福祉アカデミー

専任講師 真銅 至

 


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