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教えて!真銅(しんどう)先生‼ 「第33回 介護福祉士国家試験解答速報版」(改訂版)

2021.02.06

こんにちは!

2月に入ってますます寒さを感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年は、節分が2月2日となりびっくりしました。なんと124年ふりだとか…

 

ところで、1月31日(日)の介護福祉士国家試験(筆記)の解答速報をお伝えしたく思います。

↓↓↓

介護福祉士 解答速報

 

すでに各養成学校などで解答速報が出ていると思いますが、今回は特に「解答が分かれている設問(学校によって異なる見解)」に関しまして、解説を交えてお伝えしたいと思います(太枠の設問です:問24・問45・問47・問68)。

 

【問24】

この設問は解答1と4に分かれた見解となっていますが、「4」と判断しました。理由は以下の通りです。

 

Eさんは、「膝の痛みがあるが」と本文にありますが、上肢の機能に関しては特に触れていません、また、「玄関・トイレ・浴室に手すりを設置」とありますので、物を掴むなどの動作は可能と推測できます。さらに、「料理が趣味で」と現在進行形となっていますので、今も料理を行っていると考えられます。

そもそも、Eさんの主訴は、「近所のスーパーで食材を自分で選び、購入し、食事の用意をしたい」です。したがって、膝の痛みがある「Eさんの思いに添った」という点では、「4」が一番現実的な解答と思えます。

 

【問45】

この設問は解答2と4に分かれた見解となっていますが、「4」と判断しました。理由は以下の通りです。

 

静水圧作用…静水圧の影響で静脈還流が増加し心臓が大きくなります。また、心臓に戻ってくる血液は先ず右心房に到達し右心房壁が伸ばされます。その為、ナトリウム利尿ホルモンが右心房より分泌され、尿意を催します。したがって、「入浴前にトイレに誘導する」ことは妥当だと思えます。

浮力作用…「手足のまひや関節の拘縮がある人や筋力が落ちている人たちも、水中でからだを動かしやすくなり機能回復に役立ちます(三宅美智子 こころとからだのしくみと生活支援技術 2018 p282)」。したがって、入浴中の関節運動は理にかなっていると言えます。

 

その為、解答の2も4もある意味、どちらも正しいと思えます。しかし、要介護者の入浴中の関節運動の促がしは、万人に勧められるかというとやや疑問が残ります。心疾患や高血圧などの要介護者には逆にリスクとなるからです。したがって、設問の「最も適切なもの」を選択すると「4」であると考えられます。

 

【問47】

この設問は解答1と2に分かれた見解となっていますが、「2」と判断しました。理由は以下の通りです。

 

「高齢者の皮膚の保清においてはアルカリ性石けんなど洗浄力の強いものは避け、弱酸性の洗浄剤で皮膚のpHを保ちながら皮膚膜を奪いすぎないように行うことが大切です(渡辺光子 2018)」。したがって、弱アルカリ性の石鹼の洗浄は乾燥を助長する可能性が考えられます。

人工透析を行っているご利用者様で皮膚の痒みを訴える方は少なくありません。その原因は内因性(慢性腎不全に起因するもの)、外因性(皮膚の乾燥や刺激によるもの)などが考えられますが、痒みを抑える為、ゴシゴシと擦りがちです。その結果かえってドライスキンを誘発しかねません。また、シャント部を傷つける可能性もあります。したがって、「柔らかいタオル」を使用する事は妥当と思えます。その為、解答を「2」と考えます。

 

【問68】

この設問は解答1と2に分かれた見解となっていますが、「1」と判断しました。理由は以下の通りです。

 

Aさんは在宅の間は「娘に服薬を管理して」もらいながら、通所介護を利用していたとありました。また、その後「短期入所生活介護を利用」とあります。通常、短期入所生活介護は24時間職員が在中しています。その為、完全に服薬管理が自立されているご利用者様以外は、必然的に職員管理となります。したがって、Aさんの生活課題の最優先事項とは言い難いと思えます。

逆に、「半年前からパーキンソン病が悪化し、動作は不安定」「昼食時にむせる事が多く食事を残している」とう事柄は着目できます。これらは、パーキンソン病の進行が起因し嚥下機能が低下している。自身で食事を採っている場合には、一度に箸(もしくはスプーンなど)で取る食物の量を自身でコントロールする事が難しくなっているなどが考えられ、食事環境や食形態を検討しても良い時期かと思えます。したがって、「1」を選択しました。

 

※この解答速報は日本福祉アカデミー独自の見解となり、実際の正解と異なる場合があります。また、内容を修正することがあります。ご了承ください。

 

日本福祉アカデミー

専任講師 真銅 至

 


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